Saturday, December 4, 2010

高橋みなみ1stフォトブック『たかみな』 (講談社MOOK)

Author : 高橋 みなみ
Total Page : 128
Publisher : 講談社
Publication Date : 2010-09-22

高橋みなみ1stフォトブック『たかみな』 (講談社MOOK)
>> 睡眠時間3時間・吐きそうになりながら踊るアイドルの実情
高橋みなみ(以下たかみな)のフォトブックの体制をとりながら、AKB48の内幕に深く入り込む一冊。

大堀恵氏の「最下層アイドル」や、週プレの連載読み物に匹敵する、我々ド新規には大変興味深い内容。テレビや雑誌などで輝いている彼女らは、実は死に物狂いの努力をしていることが、垣間見えます。我々ファンが、アイドルの努力する裏側を知るべきか、パフォーマンスだけを見て魅了されるべきかは、別問題ではありますが・・・。



この本を読むと、リーダーたかみなが如何にメンバー全体に目配りしているかを理解できます。他の47人についてコメントするのは、他のメンバーにはなかなか出来ないかもしれません。キャプテン対談は、三者三様のリーダー像が浮き彫りになり、それぞれのチームの雰囲気がつかめてきます。



無論、フォトブックですから写真も多数あります。そこにはインタビューや密着取材で見られた苦悩する姿は、一切ありません。我々が普段知っている、いつもの「たかみな」が溢れています。後半はちょっとセクシーを目指したシーンも見られますが、セクシーというよりは、やっぱりちっちゃくてカワイイという印象です。



しかし、この本を読み終えたあと、一抹の不安が…。

それは、たかみながAKB48を卒業するとき、AKB48はどうなるのか?また、高橋みなみはどうなるのか?

帯にあるAKB48=高橋みなみという図式は、大きな問題になり得ると思います。


>> 読み物として良質
40をはるかに過ぎた親父が、こうしたアイドル本のレビューを書くとは思いもよらなかった。

しかし、これは一人の女性アイドルの写真本ではない。

一人の女性の生きざまがそこに描かれているのだ。



昔、山口百恵のことを菩薩だと評した人がいた。

ならば、高橋みなみは、聖母マリアかもしれない。
>> 努力のすごさ
これを読んで、たかみなは想像を絶する努力をしているんだとあらためてわかりました。

尊敬します!

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