Sunday, November 14, 2010

超訳 ニーチェの言葉

Total Page : 272
Publisher : ディスカヴァー・トゥエンティワン
Publication Date : 2010-01-12

超訳 ニーチェの言葉
>> 疲れた日の夜は「反省」しないで「ニーチェ」を!
「1日の終わりに反省しない」という文章があり、ちょうど気持ちが疲れている時だったので、正にその通りだと、非常に納得させられました(苦笑)。



「疲れ切ったときにする反省など、全てウツへの落とし穴でしかない。疲れている時は、反省をしたり、振り返ったり、日記など書くべきではない。」「大抵は、不快で暗い結果に辿り着く」「そういう時(疲れている時)は、さっさと自分を休ませなければいけない」といった内容で、その頃は気分も塞ぎ、夜も思い出しては反省していたような時期だったので、まさかニーチェの言葉に救われるとは思いもしませんでした(笑)。



ニーチェの言葉は、最近よくある、奇抜な言葉で人を引きつけようとするものではなく、ごく自然な語りかけで、ニーチェの感性で物事を鋭く捉えて、分かりやすく説明されているので、読んでいて、とても気持ちが前向きになれます。

もし、気持ちが塞ぐ時などは、一読してみるのも良いかもしれません。
>> 励まされる部分もある
私がこの本で良かったと感じた点は、普段生活していて感じる、言葉にもならないような漠然とした、大小さまざまな、悩み、つまづき、違和感を上手く文章化している所です。



普段、漠然とした何かに悩まされてなかなか行動できないとか、何度も同じ事でつまづいてしまうという場合は、根本的な内面の問題をうやむやにしたままにしている事が多いと思います。



何もこの本を盲信して、バイブルのように扱おうとは思いません。これはちょっと違うと思ったら、反対の行動をとってみるなり、別の選択をすればいいのだと思います。



ニーチェを良く知る方にとっては、超訳などと、全く別物にされた事に反発を覚えられても仕方ないと思います。

(私はニーチェをよく知りませんが、そういう気持ちは理解出来ます)



また、考え事が好きで何でも自分で結論を導きだしたい人にはうざったいだけの本かもしれません。



ですが、行動を起こしたいけど、何かに阻まれていると感じている方には、霧を取っ払ってクリアな視界で一歩を踏み出す手助けをしてくれる本です。



何だか稚拙な文章で申し訳ありませんが、ほんの少しでも参考になれば幸いです。
>> ★10個! 自分なりに活かすのであれば、すばらしい本!行間を読め!
超訳 ニーチェの言葉

の著者白取 春彦さんから私のブログへ、

「ありがとうございました」

と一言コメントをいただきました。





私は、この本の経緯を先週のテレ東の

「ワールドビジネスサテライト」で知りました。



白鳥さんのこの本への気持ちを知ったのがきっかけで

手に取り読みました。



今では織り込みが多すぎて本をたためず、

折り返しを戻して持ち歩いています。



どのページもまっかっかです。

持ち歩きように1冊、家用に2冊買ったくらい惚れています!





人のコメントを批判する気はまったく無いのですが、

評価は酷評が多い気がします。

私が哲学を知らないからかもしれませんが、

どの本も自分なりに活かすことができるきっかけになるのであれば、

良書だと思っています。





24ページにもありますが、

「無限の豊かさは自分にある」のです。



他人、本から得るものがあるように見えても

実はそれを触媒にしているだけで、

自分の中に感じるものを自分で見出しているのです。



「豊かなものを探すのではなく、自分を豊かにすること。

 それが自分の能力を高める最高の方法であり、

 人生を豊かに生きていくことなのだ。」





何度読んでもこの本は奥深いくて発見があります。



これだけのすばらしい本に出会ったことがありません。



褒めすぎでしょうか?

他人の評価を気にする必要はないし、

また、批判を風にすればいいのです。



飛行機だって空気抵抗がないと飛べないんですよ。

F1だって空気抵抗がないとあれだけのスピードで走れないんですよ^^







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