Author : 美内 すずえ
Publisher : 白泉社
Publication Date : 2010-09-30
ガラスの仮面 45 (花とゆめCOMICS)
>> やはりブランクが長すぎた
やはりブランクが長すぎたようです。
紅天女編のストーリの流れの悪さは
エンドレスエイトの8連発並みの不快感が
あります。
>> まだ・・・、しかしまた・・・。
中学生の時から読み続け、40代になった今でもこれだけは欠かさずに読んでいるのですが、なかなか進まないですねー、こんなに何年も待って読んでいるのに進展がない。こうも横にそれるかというか、障害を作るか、というか・・。
そう言いながらもまた続きを待つのでした。月末発売の次号も予約します。
>> ここはとにかく伏線づけ?
みなさんの批評もっともだと感じます。
私も紅天女のセリフも稽古の場面も、マヤと真澄さんのすれ違いもうんざりです。
ここのところのガラスの仮面を読んでいて、私が個人的に思い出すのは
三島由紀夫の『豊饒の海』第三巻『暁の寺』です。
暁の寺の冒頭から150ページ以上にわたって
輪廻転生とそれにかかわる仏教の考え方に関する説明が述べられます。
はっきりいって面白くないし、くどくて読むのが嫌になりましたが
ここでやめては今まで読んだ分が無駄になると思い
読み進めました。
読み進んでいくうちに新たに物語が展開し、
きちんと収斂していきます。
そこに至って
あの説明の部分がなくては先の展開の意味が読み取れないのだと理解しました。
きっとそれと同じで、
この先の展開は、稽古から理解していく紅天女の世界観が理解できなければ
意味が読み取れないということなのかなとも思います。
マヤと真澄さん、その他の人間関係についても
そうなのかもしれません。
(これは舞台の完成していく進度に合わせるために
足踏みさせている感じもしますが(;^ω^))
亜弓さんが失明するのも、
主人公のマヤが紅天女を演らずに
亜弓さんが勝ち取るのだとすれば、
失明くらいした上でなくては
読者が納得しないと思ってのことなのでは…?
なんて気がしています。
まあ実際の結末は見ていないのだから、
勝手に想像しているだけです。
ですが完結するために
ここは必要なところなのだと
がんばって読み続けたい気持でいます。
ここまで読んで結末を知らずにはいられません。
みなさん、裏切られるとしても
期待して一緒に待ちましょう。
なので期待を込めて☆3つにします。
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