Wednesday, November 10, 2010

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

Author : カーマイン・ガロ
Total Page : 408
Publisher : 日経BP社
Publication Date : 2010-07-15

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
>> いい本だね。
幾冊かジョブズ物を読んでますが、これが一番いいと思います。他の本はジョブズがいかにすごいか、appleはこうして発展した等の「これってジョブズの伝記?、appleの社史?」と思える物が多かったですが、これは独自の分析を加えています。ジョブズってすごい、appleは最高と単純にジョブズapple賛歌に浸りたい人には、物足りないかもしれませんが、仕事をすすめる上で、何かひとつでもヒントを得たいと思っている方には、得るものがあると思います。*ただジョブズのように振舞うのは普通の人には無理なので、落しどころを自分の中で考える必要はあると思いますが…。
>> プレゼンがしたくなります
具体的な例と合わせてジョブズが行っているプレゼンの裏舞台を垣間見る事ができます。

なぜジョブズのプレゼンはあんなにも買いたくなるのか、商品が魅力的に見えるのかが納得できる形で説明されています。

「天才だから出来るんだろう」なんて諦めるのではなく、確実な努力をすれば自分にも出来るんじゃないかと思わせてくれる一冊でした。

自分にとって大切な一冊になりそうです。
>> ジョブズのプレゼンのポイントを第3者が論じる紹介本。
筆者はジョブズのプレゼンはドーパミンが放出されるとプロローグで述べている。YOUTUBEに大量に投稿されているジョブズのプレゼンを見れば説得力がある。決してパワーポイントなどの資料の作り方の詳細を解説する他書と違うので勘違いして購入すべきではないが、プレゼンに限らず他人の前で話す機会が多い人は話を引き付けるポイントなどがヒントとして使えそうな本である。ただし、内容はiphoneやipodなどMacの新商品発表を例に書かれている内容がほとんどで、教育的・学術的内容には向かない気がするので-1。だが、大事なのは『シンプルでメッセージ性のある言葉を情熱的に伝える』『練習する事』など・・・普段から使えることも多くある。公演を職業の中心とする人、新商品を発表する立場になる人、政治家などには大いに役立つ内容である。演説の下手な政治家に読んで勉強していただきたいものである。

オバマさんなど、ジョブズ以外の名言がちりばめられているところも面白い。

D・カーネギーの本「人を動かす」や「話し方入門」現代版という印象を受けた。実際の著名人を引用した編集方法も似ている。

No comments:

Post a Comment