Tuesday, November 9, 2010

生徒会の九重 碧陽学園生徒会議事録9 (富士見ファンタジア文庫)

Author : 葵 せきな
Total Page : 350
Publisher : 富士見書房
Publication Date : 2010-10-20

生徒会の九重 碧陽学園生徒会議事録9 (富士見ファンタジア文庫)
>> ラストに向けて
主要ヒロインそれぞれの視点からの話や、リリシアのをメインにしたドタバタな話など

いろんな視点から描かれていて楽しめました。



中にはちょっと感動するような話もあるので、読んでいて飽きませんでした。
>> 桜野くりむのできるまで
 次巻で最終巻ということもあり、卒業式に関するネタや、バレンタインネタが繰り広げられます。少し毛色が違ったところでは、藤堂リリシアと杉崎鍵の絡みなどもあります。

 そして、これまであまり内面に踏み込んでこなかった桜野くりむがクローズアップされています。最初の親友、栗花落杏子との悲しい別離や、紅葉知弦との最初の出会いなどを経て、いまの彼女があるということが分かります。



 いよいよ次で本編最終巻。果たして杉崎鍵は卒業式に間に合うのか?
>> 大いに笑って、泣きました。
生徒会の一存シリーズ恒例の、まったりとした談笑はいつものことながら、今巻は卒業式が近いということもあり全体的に寂しげな雰囲気も漂っていた気がします。椎名姉妹の転校も近いですからね。



そして、「あの人」の過去話がとても印象的でした。そこでは「新キャラ」も登場します。

生徒会の一存シリーズで涙ぐんだことは過去にも何度かありましたが、正直、今回のこの話は涙が頬を一筋伝ってしまいました。

ネットなどのネタバレを見る前に、ぜひ読んでみてほしいです。



もちろん、笑いもいっぱいです。やはり、パロディが面白いですね。

ぜひ読んでみてください。

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