Author : ベニシア・スタンリー・スミス Venetia Stanley-Smith
Total Page : 176
Publisher : 世界文化社
Publication Date : 2007-03-27
ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia s Ohara Herb Diary
>> 遅れた売り方をしている
きれいな写真と、ベニシアさんの勢いのある生き方に
とても感銘をうけた。どこから呼んでも楽しい一冊。
だけど読むたびにいつもひっかかるのが、
売ろうとする編集の意図と、ベニシアさんの個性のズレ。
良家の子女であるベニシアさんが子供をもちながら
ビジネスウーマンとして活躍し、同時に
京都大原の古民家に暮らし、ハーブや和の薬草を
自由自在に楽しんでいる。
それがベニシアさんの個性ですてきな点なんだけど、
この本では、貴族とかスコーンとか
そういった今となっては陳腐な外国崇拝を読者から引き出そうと
している意図がみられてちょっと辟易した。
ベニシアさんはベニシアさんで固有の和洋折衷のライフスタイルを楽しんでいて
そんなにイギリスをフォーカスにして喜ぶほど読者は単純ではなくなってきている。
出版社側が一歩遅れた売り方をしているように感じた。
>> イギリス人が日本でハーブを何十年も育てた貴重な記録
私はメディカルハーバリストの資格を持っていますが、ヨーロッパの風土とはちがう、京都でハーブを育て日常生活に取り入れているベニシアさんの記録が、関東でハーブを育てる私にも貴重な知識となりました。カラーページがふんだんで見ているだけでも綺麗な本です。
私は知りたいページに付箋を貼って、生活に取り入れています。
例えば、これからはアロエのローションを作り方のページに付箋貼ってます。
事あるごとに開こうかなと思う本の一冊となりました。
>> とてもよかったです。
とても楽しく読ませていただきました。レシピなどもあり、参考になりました。
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