Author : PEACH-PIT
Total Page : 170
Publisher : 集英社
Publication Date : 2010-09-17
ローゼンメイデン 4 (ヤングジャンプコミックス)
>> ひと段落
長年読み続けてきて、連載休止や復活、その他諸々と色々あったローゼンメイデンですが
この巻でやっと収拾をつけることができたのかな。と感じさせる内容でした。
(まだまだ回収しきれていない伏線ももちろんありますし、それは次巻からの展開に期待ですね。)
それぞれの思惑が重なって、それぞれの薔薇乙女の信条で戦って
皆に見せ場がある素晴らしい展開でした。
ローゼンメイデンを読んでいる方は
「自分は○○が好き、○○はあまり好きじゃない」とか、嗜好があると思うのですが
4巻はそれを超えて「この子あんまり好きじゃなかったけど、いい子なんだなぁ」と思える事請け合いです。
怒涛の流れで進み、かつそのまま「ローゼンメイデン・完」と書いてあってもよさげな終わり方でしたので
次の頁に「to be continued」と書かれていて安心しました。
僕はコミックスだけを買っているので今現在、ヤングジャンプでどうなっているかは知りませんが
最初の頃のローゼンメイデンのようになってたら嬉しいな。と思います。
>> スッキリ!次が気になる!!
私は最近になってローゼンメイデンを読むようになったのですが、新・旧ローゼンメイデンで珍しいくらいスッキリとしたエンディングだったと思います。
第4巻は蒼星石が大活躍ですが、ジュンの心情の変化もしっかりと描かれており、周りや将来を見る目が最初とは全く変化しています。雪華綺晶のこともそんな風に感じるんだな、と。まかなかったジュンに共感できる方には、人生の選択肢を考える大切なメッセージが第4巻に詰まっています。
唯一、雪華綺晶が気がかりですが・・・。今後のまいたジュン編が気になります。
>> まかなかったジュン、新たな出発へ
まかなかったジュンが抱く様々な感情がとても共感出来た。
まだ真紅達と居たかっただろう
しかし一番の選択をしたまかなかったジュン、男だった。
ラストも最高の締め方だった。
もう少しまかなかったジュンを見ていたかったが、とても良いラストだったので大満足。
改めて、このマンガが好きなことを感じることが出来た、良い巻だった。
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