Wednesday, March 9, 2011

のぼうの城 上 (小学館文庫)

Author : 和田 竜
Total Page : 224
Publisher : 小学館
Publication Date : 2010-10-06

のぼうの城 上 (小学館文庫)
>> 読みやすいです
大変読みやすいです。

読み易過ぎて物足りないくらいです。

ただ、私は同じ題材を扱った

『水の城―いまだ落城せず (祥伝社文庫)』のほうが好きです。

もしよかったら、両方読んで比較してみるのも楽しいかもしれません。
>> バナナマン日村にやらせたい
野村萬斎の主演で映画化するらしいが

個人的にはバナナマン日村にやってもらいたい。



個人的にこの本を読んでる時の主人公の印象が

バナナマンの日村だったので。



オレだけだろうか?
>> ゲーム感覚の読み物
これがベストセラーなんて信じられない。ストーリーとしては、まあ、おもしろい。

しかし、唐突な状況説明や、乏しい情景描写、現代人のような会話、時代小説らしからぬ不用意な語彙や表現。こういったものが、作品の世界に入り込むのを拒む。すさまじく表現が稚拙。歴史好きの子どもが書いたものか?と。最初の3ページで読むのがいやになった。買ってしまったから、しかたなく読んだ。だんだんおもしろくなってきて、すぐに1巻を読み、しかたないので2巻を買って読んだ。

決してよくできた小説だとは思えない。

映画やアニメになって、いいものができる可能性もあると思う。もしこれから公開される映画が良いものになったなら、「いい原作」だということにはなるだろう。

題材やストーリはともかく、作りはライトノベル?

多くの人が死ぬことに頓着することなく、主要人物の武勇や軽口を味わえるなら、ゲーム感覚でいいなら、読める。時代小説として読むのは、やめたほうがいい。

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