Author : ロバート キヨサキ
Total Page : 288
Publisher : 筑摩書房
Publication Date : 2000-11-09
金持ち父さん貧乏父さん
>> お金の檻の中で一生を過ごしたいか
成功する為の名著として、あちこちで紹介される本。
著者(勝者)が、一般人(敗者)を多少なり馬鹿にした論調や造語は、癇に障ることも少々。
そんな中、「お金」の仕組みから、将来を考え、成功する為の「例」を丁寧に丁寧に紹介しています。
この本は、繰り返し、繰り返し、
経済的に自立したければ、「失敗を恐れるな」と言っています。
人生を楽しく生きるには、「安全に生きるな」と言っています。
生活のお金の為に、「仕事をするな」と言っています。
また、世のフツウの生き方を選んだ場合の正攻法も、少し記されています。
私は、23年度の就職難(?)に、何とか内定を得ることが出来ました。
しかし、残りの人生を唯々同じ作業をこなし生きたいか...嫌です。
その常識から抜け出す「考え方・方法・原点」を十二分に教えてくれました。
そして、それが、どれ程「単純な仕組み」であり、「習得し難く」「強靭な精神力」が必要かを教えてくれました。
本書を出発点に、改めて、人生を見通し、楽しみたいと思います。
現在も通用するか…それは素人で幼稚な私には当然分かりませんし…そんな甘い話はないですが…
少なくとも、気になる人は、読む方が「良し」です。
>> 18歳からの視点
社会は色々な人間によって成り立つ物だから、割り切れないこともあるでしょう。搾取を正当化してるだけやん。
結局は、投資についてだけでなくとも、学び続ける意志を持ち続けることが人生においての要。
必死に生きている人達をネズミ呼ばわりするのは許せない。
>> 起業への誘惑に君は勝てるか
ロバートキヨサキは、企業家が増えることによって、新たな負債が生まれることを目論んでいるのだ(全員がキヨサキみたいに成功しないという前提のもと)。そうすれば彼が所有する不動産の空き物件を賃貸したい人が現れるかもしれないし。あなたの負債は誰かの資産。これって合法ジャイアニズム!?
恐ろしい本なので本当は★×1だが、ためにもなった部分を考慮し、★×2。
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