Sunday, April 24, 2011

なれる!SE 2 (電撃文庫 な 12-7)

Author : 夏海 公司
Total Page : 281
Publisher : アスキー・メディアワークス
Publication Date : 2010-10

なれる!SE 2 (電撃文庫 な 12-7)
>> ラブコメ化
2巻に入り、主人公に思いを寄せる(?)女性の登場で一気にラブコメ化。

とはいえまだスパイス程度で、本筋を盛り立てているので歓迎。

#個人的にもラブコメ展開は好きですし(笑)



ただ、この傾向がさらに加速したりすると(例えば室見の素性をよく知る年上のイケメン登場とか)、ちょっと違うかなぁと危惧したりしますが。

#上記のとおり、個人的にはそれはそれで・・・というのも否めませんですけど(苦笑)



それにしても、他の方のレビューを見ていると、この業界率の高さはなんなんだとも思ったりします(笑)

#わたしは社内プチサポセンをやらされたりする程度で無関係ですよ、念のため
>> 1巻よりドタバタラブコメ度大幅アップ!
普段ライトノベルって、ほとんど読みませんがこれは普通の小説としても十分楽しめ、1巻を読んですぐ2巻も購入しました。設定や背景描写も少なすぎず多すぎずでちょうど良くテンポよくドンドン読めます。新キャラの梢がヒロインに負けず劣らずキャラが濃く、ハチャメチャぶりにいっそう磨きがかかった感じです。起承転結もきちんとしており最後の障害対応の場面は、緊迫感が感じ取れるくらいハラハラドキドキしながら読むことができました。続編は、この2巻を越えることができるんでしょうか?と不安になりつつ続編がすごく楽しみです。
>> 構築 vs 運用 もとい、立華 vs 梢
色々あったが(1巻参照)、何とか辞めずに仕事を続けるこの物語の主人公「桜坂工兵」

入社から1ヶ月経ったある日、ついに工兵の歓迎会が催されることに!

ってか、自分の歓迎会の幹事が自分っておかしくない!?



といった感じで、歓迎会あり、ふとしたきっかけで他部署の同期「姪乃浜 梢」と知り合い、気付けば大変ないざこざに巻き込まれちゃって……



といった感じで、今回の物語が進んでいきます。



今回の見所は、新たに登場した「姪乃浜 梢」でしょう♪

小動物系のオドオドした感じではありますが、カモメや立華とはまた違った魅力のある女の子です。

そんな梢が工兵と、そして立華との立ち位置、やり取りが今回の物語の見所の一つだと思います。



個人的には、自分もSE(構築も運用も経験済み)なので今回の物語の仕事は非常に共感できるもので。

そういった、SEとしての仕事っぷりについても楽しく読まさせてもらいました。



この作品は「SEという仕事の面白さ」と「ラノベらしい魅力的な登場人物」だと思います!

なので、ラノベが好きな人・SEを仕事にしている人は楽しめる作品だと思います!



ということで、SEの仕事に従事していて、ラノベが好きな自分にとってはサクサク読める作品で、大変面白かったです♪



次巻以降、工兵にどんな困難……もとい仕事に直面するのか?

立華や梢、そしてカモメさん達との関係はどうなっていくのか?

今後が気になる作品です!!

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