Sunday, April 17, 2011

『らき☆すた』と学ぶ 化学[理論編]が面白いほどわかる本

Author : 松原 隆志
Total Page : 355
Publisher : 中経出版
Publication Date : 2010-10-07

『らき☆すた』と学ぶ 化学[理論編]が面白いほどわかる本
>> どうも勘違いしてる人が低評価つけてるようだ
デスノートの作者による人間失格と同じで、これは参考書の間口を広げるために

らき☆すたのキャラクターを使用しているという本である。そこを履き違えている

、マンガチックな解説書を期待していた人がやや的外れな非難をしているようだが、

私は最初から上記した人間失格と同じようなコラボと理解していたので

売り文句の通り「普通の参考書は読む気にならないけどこれなら・・・」という気になった
>> 普通に参考書
らき☆すたと学ぶ!と書いてありますが、本当に挿絵程度です。



しかしながら、文字だけがならんでいる参考書よりは読みやすいですし、本文を書いている方はプロですから分かりやすいです。



某通信講座のイメージで買えばいいと思います。



現在自分は高校生なのですが、これの続編、つまり有機化学と無機化学編は再来年発売とのこと…もう一年早く出版してください。頼みますよ中教出版さん。
>> 中身は結構本格的
中経出版の参考書はオタク好みの表紙のものが多く中身は解りやすくなかなか本格的な参考書が多いですが、表紙がその極みといったところ。

中身は体系的で分かりやすい解説。網羅性もなかなか。

キャラクターたちが核心的な質問を筆者にするのが特にグッド。

図にキャラクターを利用するのが覚えやすく頭に残りやすい。

らき☆すたが好きな人が使うと楽しく理論化学が学べるし、なんと言っても記憶に残りやすい(特に後者が超重要)

ただ演習問題の部分は「よくある解りやすい講義調の問題集」と言った印象でらき☆すたはあんまり関係ない内容。

ここでキャラが解説してくれたらもっと頭に残りやすく楽しく勉強出来ると思うのに残念。

それが☆4つにした理由。

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