Wednesday, April 20, 2011

ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)

Author : 竹宮 ゆゆこ
Total Page : 263
Publisher : アスキーメディアワークス
Publication Date : 2010-09-10

ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)
>> 大学生達が織り成す恋愛ドラマ
第1巻と言うよりは、第1話です。

TVドラマのまさに初回放送なので2時間スペシャル!って感じです。

読み終わった感想としてはコレは来週も見なきゃ!と完全に惹き込まれてしまいました。



地の文が変わった視点で語られていくので最初は少し戸惑うかもしれませが些細なことでしょう。

まだラブラブな展開とかはないので物足りなく思う人がいるかもそれませんがそれも些細なことでしょう。

そんなことより早くつづきが見たいと読んだ人は思うことでしょう。
>> 新しい形・・・かも?
 まず誰視点かというので迷った。後半でだんだんとわかってきたが最初はやや読みにくかったような印象を受けました。

 話は、幼馴染を追いかける完璧超絶美人の女と彼女から逃げる男、そして男の友達で”記憶喪失”の主人公がメインです。これだけ書くと明るいドタバタ劇を思い浮かべそうな感じですが、男が女を決定的に突き放す場面はわりとグサッときました。しかし基本的には大学生活というのを覗き見ているような、「あぁ、大学生活ってこんな感じなのか〜。楽しそうだな〜」と思わせてくれるライトなモノです。

 一巻目はまだまだツカミ、という感じなのでしょうか。2巻目からの展開に期待が持てる作品です。

 ちなみにわたしは「とらドラ!」の前にこの作品を読んだのですが、主人公の男が女の恋を手助けするという展開は確かに似ているなと感じました。
>> 中二設定と思いきや・・・
雑誌で目にとまった広告のうたい文句では、ヒロインとの出会いが衝撃的で後はありがちな展開だと勝手に想像してました。私的に展開が読めないパターンで意外と大人なライトノベルかも。

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