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Publisher : 集英社
Publication Date : 2010-10-19
>> なるよーにしかなんないのね
ひつぎが卒業式にて、玲・紗枝ペアとの頂上戦開催を突如大々的に宣言！そこから実際頂上戦が開始されるまでが、今巻の内容にとなります。「溜め」の雰囲気が濃い中語られるのは各々の抱える家庭事情、それを嚥下した上で宣言されるのは各々の勝負への覚悟。いやあ、盛り上がってまいりました！
玲・紗枝ペアが勝てば天地学園は即廃校、完全ヒールもいいところのこの2人をしかし応援する者がいないかといえばそんなこともなし。はやてを筆頭に、結構これがいたりして……。この辺が「バカの天国」天地学園たる所以か、皆が天地学園になくなってもらっては困る事情はあっても「なるようになる」と口を揃えただ眼前に迫った面白そうな勝負に釘付け。"これ"が、この皆のありようこそがひつぎを立会いの場にて、敗北から遠ざけ無敵にして鬼の如くさせるとは−−強い訳です、彼女。
頂上戦はまだ序盤、しかしそのわずかな打ち合いを見ただけでもこれがはやても感じたように、すごいものにとなるのは明らか。誰にでも事情がある以上負けられない戦いはあり、しかし勝者は1組しか存在出来ない。ひつぎ・静久ペアvs玲・紗枝ペアの勝負の続き、早く読みたいです！
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