Wednesday, April 13, 2011

/Blush-DC 〜秘・蜜〜 (愛蔵版コミックス)

Author : 宮崎 摩耶
Total Page : 210
Publisher : 集英社
Publication Date : 2010-03-19

/Blush-DC 〜秘・蜜〜 (愛蔵版コミックス)
>> 続きが気になる
絵が綺麗!ヒロインは可愛くてミステリアスで魅力的。ヒロインと叔父の関係が気になります!
ただ、残念なのが主人公。行動や発言が幼稚でイラっとします。偶然って…。
>> 2006年版より絵は綺麗です。
才色兼備だがどこか陰のあるミステリアスなヒロインと、
そんな彼女に心(というか童貞)を奪われた主人公。

そんな彼に素直になれない幼なじみという
三角関係が物語の主軸となっています。
まるで感情を持たないかのように誰にでも身体を売るヒロインが、
いくら突き放しても彼女を想い続ける主人公と出会い、
徐々に自分を取り戻していくも、迫り来る数々の試練。

こういう題材の漫画ってどちらかというとバッドエンドにしやすいから
逆にハッピーエンドで終わらせるなら
どんな結末になるのかが気になります。
>> 終わりが見えない、今後も期待
予備校に通い、幼馴染みに「ドーテー王」とからかわれる主人公は

街中で見かけた同級生・綾音がイメクラへ入って行くのを目撃する。

場の空気に流されてイメクラのキャスト・AYANEを指名してしまった主人公は…。



「予備校では話しかけない」と約束をしつつも、彼女の事が気になって仕方がない主人公。

そんな彼を秘かに思っていた幼馴染みと、その妹、

さらには綾音の叔父であり、イメクラの社長である大和田など、

舞台装置や登場人物は概ね揃った様だが、まだまだ終わりは見えない。



心を開かない綾音との関係が本作の見どころなのだろうが、

粘着質な性格の幼馴染みや、貞操観念が希薄そうな妹との関係にも期待できる。

「エロスの極致」を謳う本作、全体として陰鬱な雰囲気が漂い、軽さとは無縁だ。

こうした重さを綺麗な作画が巧く表現していると思う。第二巻も是非とも読みたい。

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