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Publisher : フォレスト出版
Publication Date : 2010-10-08
>> ゲーム理論を日常で活かすヒントが
ゲーム理論はそれ自体が面白いので、はまってしまうとビジネスや日常生活とは無縁の「理論の世界」に入ってしまいます。実際のビジネス場面で出くわす問題が、純粋なゲーム理論を適用することで解決できるケースはほとんどありません。実社会で起きている出来事は、それほど単純でも純粋でもないからです。それでも、ビジネススクールのＭＢＡコースで、よくゲーム理論を教えるのは、競争相手のある状況では、自分の損得だけに注目するのではなく、相手の立場ならどんな判断を行ない、どんな行動を取るだろうかを考える習慣を、日常から身に付けさせる目的があるからです。
本書は、ゲーム理論の概要をわかりやすい例を使って紹介していますので、「相手の立場でも考える」習慣を身に付けるきっかけとしては、十分ではないでしょうか？本書と同じようなゲーム理論の入門書でオススメなのがズバリ図解 ゲーム理論 (ぶんか社文庫)です。また、最近人気のあるビジネスライトノベルの女子高生ちえのMBA日記 ― 社長だもん、もっと勉強しなきゃ！！ (女子高生ちえの社長日記)にも、ゲーム理論を日常場面に適用する面白いケーススタディがありますので、参考になると思います。
>> 「ゲーム理論」は難しい？
ＭＢＡ、ゲーム理論と聴くと、なんだか難しいイメージがあります。
何かに役に立つかなと、
以前「ゲーム理論」の本を読んだら、
難解で読み進めるのが大変でした。
しかし、
この本はいくつかのストーリーを用いて、
ゲーム理論を分かりやすく解説している感じで、
一気に読み進めることができました。
身近な事例が取り上げられているので、
「こうゆう場合も、ゲーム理論で考えることができるんだ！」
と、とても面白かったです。
特に、「草食系男子・肉食系男子」の話が
興味深かったです！
読み終わった後は、人と話している時に、
つい「ゲーム理論」的に考えてしまいました。
>> 口下手草食男子が肉食男子に勝つ方法！
ゲーム理論は一度勉強したいと思いながらも
なかなか手をつけられずにいました。
ゲーム理論は少し難しそうだし、
手頃な入門書が身近になかったからです。
もし、ゲーム理論ってどんなものなか？
知っておきたいのなら、かなりお勧めできます。
この本の優れている点は、
とにかく楽しんで学べる点だと思います。
身近な例、分かりやすい解説、章ごとのまとめ
しっかりと短時間で入門編としては十分な
知識が得られると感じました。
それにしても楽しませてもらったのが、
肉食男子ＶＳ草食男子のくだり。
はたして男女関係でも合理的な判断に基づいて
論理的な意思決定を行うことができうるのか？などと
ひとり笑いながら読ませていただきました。
今後は戦略的に行動したいと思います。
素晴らしい本だと思います。
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