Tuesday, January 25, 2011

とめはねっ! 鈴里高校書道部 7 (ヤングサンデーコミックス)

Author : 河合 克敏
Total Page : 208
Publisher : 小学館
Publication Date : 2010-09-30

とめはねっ! 鈴里高校書道部 7 (ヤングサンデーコミックス)
>> ユカリのおばあちゃんのほうが上だって、私らが証明してやんよっ!
 三浦清風先生からの紹介で、かな書の指導を「笠置亜紀子」先生に依頼に行った鈴里高校の書道部でしたが、

あえなく断られてしまいます。

 そのため日野部長の提案で大江縁の祖母「大江英子」にかな書を教わる事になるのですが、

「おばあちゃん」は、みんなの期待をはるかに上回る充実した「かな」の指導を行うのでした。



 この巻の主題は「かな書」。

 今までとは違い動きの少ない「かな」の練習風景ですが、

「鵠沼学園に笠置亜紀子先生が指導に入った」ことで

鈴里高校の書道部は対抗意識でがぜんやる気を出し、

めずらしく大江君が「鵠沼学園に負けたくないよ」と語ったり、

お話も盛り上がってきます。

 バレンタインや、大学の公開授業への参加など

高校生らしいエピソードが沢山で楽しい巻です。

 
>> ストーリーは相変わらず面白い。が..
ストーリーは相変わらず面白く、大筋のストーリーだけでしたら星5つとしたいところなのですが、この巻に関しては、バレンタインデーの話の中にホモフォビックな表現があるのが残念で、そのため星3つとしました。
>> 新刊なのにオビないね
ああ、ワシの結希ちゃんがどんどん

ポっと出のイケメン野郎に惹かれてゆく、、、



ガチャピン何やってんだよ!ちゃんと頑張れよ!もう!



、、、てな私見はともかく。

新刊なのにオビがなくひっそりと7巻発売です。

やはりこれは本作のライバル強豪校のモデルとなった

高校の不祥事が原因だろうかと勘ぐったりして。



前巻でちょうど勝つ事にこだわり過ぎるいわゆる

名門強豪校というものに対するアンチテーゼが示されて

いただけに暗示的なものを感じますな。



もっともこれは帯ギュの頃からの作者のアンチテーゼとも言える。

柔道にしても書道にしても名門、強豪校だけのものでは

ないハズだって主張が見えるんだよね。

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