Author : 河合 克敏
Total Page : 208
Publisher : 小学館
Publication Date : 2010-09-30
とめはねっ! 鈴里高校書道部 7 (ヤングサンデーコミックス)
>> ユカリのおばあちゃんのほうが上だって、私らが証明してやんよっ!
三浦清風先生からの紹介で、かな書の指導を「笠置亜紀子」先生に依頼に行った鈴里高校の書道部でしたが、
あえなく断られてしまいます。
そのため日野部長の提案で大江縁の祖母「大江英子」にかな書を教わる事になるのですが、
「おばあちゃん」は、みんなの期待をはるかに上回る充実した「かな」の指導を行うのでした。
この巻の主題は「かな書」。
今までとは違い動きの少ない「かな」の練習風景ですが、
「鵠沼学園に笠置亜紀子先生が指導に入った」ことで
鈴里高校の書道部は対抗意識でがぜんやる気を出し、
めずらしく大江君が「鵠沼学園に負けたくないよ」と語ったり、
お話も盛り上がってきます。
バレンタインや、大学の公開授業への参加など
高校生らしいエピソードが沢山で楽しい巻です。
>> ストーリーは相変わらず面白い。が..
ストーリーは相変わらず面白く、大筋のストーリーだけでしたら星5つとしたいところなのですが、この巻に関しては、バレンタインデーの話の中にホモフォビックな表現があるのが残念で、そのため星3つとしました。
>> 新刊なのにオビないね
ああ、ワシの結希ちゃんがどんどん
ポっと出のイケメン野郎に惹かれてゆく、、、
ガチャピン何やってんだよ!ちゃんと頑張れよ!もう!
、、、てな私見はともかく。
新刊なのにオビがなくひっそりと7巻発売です。
やはりこれは本作のライバル強豪校のモデルとなった
高校の不祥事が原因だろうかと勘ぐったりして。
前巻でちょうど勝つ事にこだわり過ぎるいわゆる
名門強豪校というものに対するアンチテーゼが示されて
いただけに暗示的なものを感じますな。
もっともこれは帯ギュの頃からの作者のアンチテーゼとも言える。
柔道にしても書道にしても名門、強豪校だけのものでは
ないハズだって主張が見えるんだよね。
No comments:
Post a Comment