Wednesday, May 4, 2011

スクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEX

Author : 青山 裕企
Total Page : 160
Publisher : イースト・プレス
Publication Date : 2010-07-08

スクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEX
>> 女性の柔らかさを切り取った写真集
デザインの勉強をしているものです。表紙の写真に一目惚れして買いました。

なめらかな肌を流れる光や、それが作り出す淡い陰影、柔らかな肉の感覚や体の曲線。

女性特有の美しさを撮りながらも、性的なかんじの写真はほとんどなく、むしろ淡い配色や光の当たり具合から、とてもやさしくてノーブルな印象です。

まさしく作者のあとがきのとおり、思春期の少年の、女性に対する畏怖と羨望を抽出したような写真集です。



純粋に「綺麗だな、かわいいな」と思える写真集だと思います。
>> 純潔エロイズム
20代前半の美大生の女です。私がまさしく欲しかったものでした。

女子高生の持つ肌のかんじ、肉のかんじ、やわらかなライン、そんなものがたまらなく好きだけれども、所謂「実用性」は全く必要なくて、でもちょっとドキっとしていたい…そんな女性にはもってこいの本です。

更衣室で、他人のブラジャー姿やのぞく肌をつい見てしまうような女性はきっと好きな筈。

異性にこびるようなエロさはなく、あくまで清らか。透明感が強烈で、自分の知らない、神聖なもののよう。

私は女子高生の頃、だいぶかっこつけて着飾って生きていたので、当時あったはずの素材としての美しさに気付かされた本でもありました。

非処女と処女の中間みたいな、未成熟で儚なさの残る雰囲気がたまりません。

サイズ感もとっても良いです。掌よりは大きいけれど、ちっとも大きすぎない。

そして、無機質な雰囲気が、遠い存在感を演出しています。



私はグラビア写真などは一度みるだけでお腹いっぱい(もういらない)となりますが、これならば何度でも見返してしまいます。

がんばりすぎてしまう現役女子高生にも、女子高生をすぎた女の人にも、見てほしい一冊です。もちろん、男性にも。
>> 見えそうで見えないのが好きならば
他の方のレビューを見ると賛否両論だったので少し悩みましたが、書店でも気になったので購入しました。



内容は、殆どがあり得ないシチュエーションであったり、すりガラス越しであったり、極端な接写であったり。

「これはどういう状況?」と思う事が多いです。



でもチラリズムが好きな方にはイイかもしれない。

私は結構気に入りました。

ただ、制服の資料とも考えていましたが、前述の通りそうそうあるようなシチュエーションではないので、資料にとお考えの方にはあまりオススメできません。





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