Author : 椎名 軽穂
Total Page : 186
Publisher : 集英社
Publication Date : 2009-09-11
君に届け 9 (マーガレットコミックス)
>> 失恋する気持ちもわかったからこそ
もし、ケントが絡んでこないで二人がうまくいったとしても、やのちんが言ってたように、爽子が風早に「付き合ってもらってる」って思ってしまうかもしれない。
やはり、「自分を卑下する病」は爽子が越えなきゃいけない壁だったんだな〜うん。
ケント&梅ちゃん、ありがとう!
おかげで、この後の二人のときめきメモりっぷりはサイコーです!!
>> この巻があるから10巻が活きる
すれ違って泣いて悩んで、そういう感じが不評なようですが、
私はこの巻があったから10巻での大感動があるのだと思います。
この本のタイトルは「君に届け」です。
9巻での曖昧な言葉たちではまだ届いていないのです。
ケントの存在が邪魔者でしかありませんが、
そういった外野の邪魔があっても爽子が自分を貫き通せる強さを得たのかどうか、
それが一番最後に表れています。
爽子は人の好意に鈍感で、また言われたとしても気遣いだと思って遠慮をしてしまいます。
だから爽子は、分からない風早の気持ちよりも、今確かな自分の気持ちに正直でいることを決めます。
ちゃんと、大人への階段を一歩一歩、自分の足で登っているんですね。
>> 飽きました。
1巻や2巻に「おー、なんてキラキラした漫画なんだろう!」と
感動していたのが嘘のようです。
何ともぐだぐだしすぎじゃないですか?
飽きちゃいました。
この作家さんは長編に向いていないと思うのは私だけでしょうか。。。
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