Author : 鎌池 和馬
Total Page : 323
Publisher : アスキーメディアワークス
Publication Date : 2010-08-10
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈21〉 (電撃文庫)
>> 禁書の中ではまあまあ
浜面の勇気と頭脳が試される巻
一方通行がある人と手を組む巻
当麻がベツレヘムの星に行っちゃう巻
ステイルが記念すべきトリプルを出した巻←しばらくニコ動のネタになった
>> 面白くはないけど読まなきゃいけない巻
シリーズ通して読んでいるので読まなきゃ駄目なわけですが、面白いとは言えないと思う。
バトル重視で、息抜き(?)の柔らかいエピソードがなくて、ちょっと疲れた。
何故か浜面の頭の回転が高速化している。というか元不良のくせに(守るべき人ができたとしても)物分かり良すぎる。
読んでて疲れるって書いたが専門用語とか多すぎてイチイチ前の巻を読み直しながらじゃないと理解しにくいなと思った。
御坂と上条がすぐ合流するかと期待していたが、またもや遠くから見守るのパターンで、ラブコメ要素が欲しかった(今はそんな事にうつつをぬかしている場合ではないか…でもだって!)。
半分こにされちゃったおかげで長めのプロローグみたいな感じになってた。
>> 第4の主人公が登場
この巻のベストプレーヤーは上条さんでも、一方さんでもフィアンマでもありません。
間違いなくアックアさんでしょう。もう完全に主人公のお株奪っちゃってますから。
もうヒーローって表現されちゃいましたからね。第4の主人公確定です。(あくまで個人の見解です。)
そんな個人の意見はさておき、この巻では大天使との戦闘がメインで描かれています。
そのわきで、クリムソン・レポートやらステイル危機一髪やらがはさまれている感じですかね。
大天使には風斬氷華でもダメージは与えられず、一方さんの反射も通用しません。第2王女や傾国の女も参戦しますが、戦果はいまいちです。
そこで満を持してのアックアさんです。まさに第4の主人公にふさわしい活躍をしてくれます。
しかし、フィアンマには大天使以外の隠し玉があるようですね。な、なんてやつだ・・・
美琴もちょろっと出てきますが、完全に空気ですね。フィアンマとの戦闘には参加せず、核兵器発射を阻止するために動くようです。
巻の最後にはあの隻腕・隻眼の復讐鬼が浜面たちの前に立ちはだかり・・・
ってな感じでおもしろいことは間違いないです。ですが、主人公3人の視点が行き来するので、物語としてはあまり進行しません。
本来の21巻の半分らしいのでしょうがないのかも知れませんが、そこが少し残念だったので、☆4つということで。
それにしても、どんだけ主人公増えるんでしょうこの物語は・・・
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